2027年3月19日に開幕するGREEN×EXPO 2027(横浜園芸博)。
2026年9月15日、屋内出展施設の愛称が「はなめぐり」に決定し、新たな完成イメージパースと施工現場の様子が公開されました。
注目したいのは、その建築です。
ドバイ万博日本館から大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンへ受け継がれた組子ファサードが、今度は横浜の地で新しい姿を見せます。
この記事では、公式発表をもとに、外観パースの見どころ、建築の継承、展示内容、完成予定を整理します。
※2026年9月19日時点の公表情報をもとに作成しています。
「はなめぐり」の完成イメージパースが公開!
【ここにTSP太陽が公開した「はなめぐり」の公式完成イメージパースを挿入】
画像出典:TSP太陽・永山祐子建築設計の発表資料。画像の掲載条件を確認したうえで使用してください。
「はなめぐり」は、花や緑の出展者、外国政府・国際機関などが屋内展示を行う施設です。
GREEN×EXPO協会が発注した来場者向け施設の中では、最大規模の建築物とされています。
今回の発表では、完成イメージだけでなく、実際に工事が進む現場の写真も公開されました。
完成パース・現地写真はこちらから確認できます。
▶ TSP太陽公式発表|「はなめぐり」完成イメージ・施工状況
ドバイ→大阪→横浜。3つの万博を巡る組子ファサード
「はなめぐり」の建築で、最も注目したいのが外壁に使用される組子ファサードです。
その歩みを整理すると、次のようになります。
| 万博 | 建築 |
|---|---|
| Expo 2020 Dubai | 日本館 |
| 大阪・関西万博2025 | ウーマンズ パビリオン |
| GREEN×EXPO 2027 | 屋内出展施設「はなめぐり」 |
もともとドバイ万博日本館のために、永山祐子建築設計がデザインした組子ファサード。
日本の伝統的な「麻の葉文様」と、中東の幾何学模様である「アラベスク」を組み合わせ、日本と中東の文化的なつながりを表現しています。
日本の伝統とアラブの意匠が融合した建築が、万博を重ねながら受け継がれているのです。


単なる移設ではない、新しい建築への再構築
横浜では、既存の組子ファサードにTSP太陽のリース部材を組み合わせます。
さらに壁面にはミラー膜を採用し、映り込みによって組子の奥行きや広がりを演出する計画です。
同じ部材を使いながら、開催地に合わせて建築の表情を変えていく点が特徴です。
「建物を壊して終わり」にしない、万博建築の新しい可能性を感じます。
大阪万博から樹木も継承!能登産の女松がシンボルツリーに
継承されるのは建築部材だけではありません。
大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンで使われた山採りの樹木も再活用されます。
能登産の女松は、「はなめぐり」の入口にシンボルツリーとして移送・移植される予定です。
建築と植物の両方を引き継ぐことで、横浜園芸博が掲げる循環型の建築を具体的に示す施設となります。
「はなめぐり」では何が展示される?
この施設は、外観だけでなく展示の入れ替わりも特徴です。
2026年9月15日時点で公表されている出展規模を整理しました。
| 出展区分 | 予定数 | 展示期間 |
|---|---|---|
| 花・緑出展者 | 21者 | 全会期 |
| 花・緑の短期間出展者 | 227者 | 9日間ごとに入れ替わり |
| 外国政府・国際機関などの公式参加者 | 約20者 | 全会期 |
※いずれも予定であり、今後変更される可能性があります。
短期間の展示は9日間ごとに入れ替わります。
そのため、開幕直後と夏、閉幕間際では、同じ施設でも異なる花や緑に出会えることが期待できます。
通期パスで何度も訪れたい方にとっても、チェックしておきたい施設です。
施工はどこまで進んでいる?完成予定を整理
2026年9月15日の発表では、工事の進捗も明らかになりました。
| 工程 | 状況・予定 |
|---|---|
| 組子ファサード施工開始 | 2026年7月末 |
| 組子ファサード竣工 | 2026年9月末を目標 |
| 建物全体の竣工 | 2026年内を目標 |
| 横浜園芸博開幕 | 2027年3月19日 |
9月末の完成予定は組子ファサード部分であり、建物全体の竣工目標は年内です。
実際の工事状況とあわせて、今後の発表にも注目したいところです。
K-WayYesの注目ポイント|日本とアラブのデザインが横浜へ
筆者はExpo 2020 Dubaiを経験しました。
その日本館に使われていた建築が、大阪・関西万博を経て、地元・横浜の園芸博へとつながっていくことには特別な思いがあります。
日本の麻の葉文様とアラブのアラベスク。
異なる文化のデザインが一つの建築になり、さらに開催地を越えて受け継がれていく。
日本とアラブの架け橋を目指して発信するK-WayYesとしても、ぜひ追いかけたい施設です。
開幕後は、建築の外観だけでなく、実際の展示や来場者の動線も現地で確認したいと思います。
まとめ|万博の記憶を次の万博へ
「はなめぐり」の見どころは、完成パースの美しさだけではありません。
ドバイ、大阪、横浜という3つの万博を結ぶ建築の継承、植物の再活用、そして9日間ごとに変化する展示。
一度訪れるだけではなく、季節を変えて楽しめる施設になりそうです。
組子ファサードの施工は9月末、建物全体は年内の完成を目指しています。
今後も、新たなパースや展示情報が発表され次第、K-WayYesで紹介していきます。
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公式情報・参考資料
※画像・展示内容・施工計画は今後変更される場合があります。



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