【公式マップ公開】ベオグラード万博2027の会場はどうなる?マスタープラン・テーマ館・パビリオン構成を解説

ベオグラード万博 EXPO 2027

2027年5月15日から8月15日まで、セルビアの首都ベオグラードで開催される「Expo 2027 Belgrade」。

テーマは 「Play for Humanity(人類のための遊び)」 です。

これまでK-WayYesでは、Expo 2027 Belgradeの基本情報や、チケット・会場アクセス、参加国、日本館などについて追ってきました。

さらにExpo 2027 Belgradeの公式資料を詳しく確認すると、会場のマスタープラン、テーマ館、各国パビリオンの配置、Expo Village、National Stadium、さらに万博終了後のレガシー計画まで、かなり具体的な姿がすでに公開されています。

Expo 2027 Belgrade公式英語版ガイドブックと公式日本語版ガイドブックには、会場全体を俯瞰したマスタープランも掲載されており、「どのエリアに何が造られるのか」が以前よりかなり見えやすくなっています。

この記事では、Expo 2027 Belgrade公式ガイドブックと最新の公式発表をもとに、2026年9月5日時点で分かっている会場計画を整理します。

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Expo 2027 Belgradeの会場計画はどこまで公開された?

ベオグラード万博は、単に「各国のパビリオンが並ぶ会場」という構成ではありません。

公式ガイドブックでは、テーマ展示、国際参加者、企業・ベストプラクティス、Forum、National Pavilion、Expo Villageなどを組み合わせた大規模な会場計画が公開されています。

さらに2025年5月15日には、開幕のちょうど2年前となるタイミングでExpo 2027 Belgradeの公式模型も公開されました。

公式発表によると、この模型には将来のNational Pavilion、参加国パビリオン、Best Practices Pavilion、住宅エリア、アクセス道路、さらに周辺の大型インフラとの位置関係まで再現されています。

つまり現段階では、単なるコンセプトを紹介する段階を超えて、

「実際にどのような街区としてExpo 2027をつくるのか」

まで見えてきた状況といえます。

公式マスタープランを確認

Expo 2027 Belgrade公式ガイドブックの24〜25ページには、MASTER PLAN(マスタープラン)が掲載されています。

マップ上では、

  • Thematic Area
  • International Participant Area
  • Best Practice and Corporate Content Area
  • Forum
  • National Pavilion
  • Expo Village
  • National Stadium
  • Expo Location
  • Expo Complex

といった主要施設・エリアの位置が示されています。

公式日本語版ガイドブックでも、「テーマ別エリア」「国際参加者エリア」「ベストプラクティス及び企業展示エリア」「エキスポビレッジ」「国立競技場」などの表記で確認できます。

📍公式マスタープランを見る
Expo 2027 Belgrade公式日本語ガイドブック 24〜25ページ

公式資料をもとにAIを使って簡略化しています。

会場を訪れる立場から見ると、まずこのマスタープランを把握しておくことで、今後発表される各国館やイベント情報の位置関係もかなり理解しやすくなりそうです。

会場を構成する3つの主要エリア

マスタープランを見ると、Expo 2027 Belgradeの展示空間の中心となるのは、大きく3つのエリアです。

まず Thematic Area(テーマ別エリア)。

ここではExpo 2027のテーマ「Play for Humanity」を掘り下げるテーマ展示が展開されます。

次に International Participant Area(国際参加者エリア)。

世界各国・地域が参加するパビリオン群の中心となるエリアです。

そして Best Practice and Corporate Content Area(ベストプラクティス及び企業展示エリア)。

企業や先進事例などの展示が集まるエリアとして計画されています。

この3つが、それぞれ異なる役割を持ちながら、一つのExpo会場としてつながっていく構成です。

大阪・関西万博でも「海外パビリオン」「テーマ事業」「企業パビリオン」などがそれぞれ異なる体験を生み出していましたが、ベオグラード万博でもエリアによって来場者の体験が大きく変わりそうです。

「Power of Play」「Play Together」「Play for Progress」の3テーマ館+Forum

Expo 2027 Belgradeでは、テーマ「Play for Humanity」を掘り下げる3つのテーマ展示が計画されています。

Expo 2027公式サイトのテーマ紹介では、それぞれの方向性について詳しく紹介されています。

Power of Play

「遊びそのものの力」を扱うテーマです。

公式ガイドブックでは、インタラクティブな展示や遊びから着想を得たデザインを通じて、人間が長い歴史の中で蓄積してきた「遊び」の知識や経験、その機能や目的を探っていく方向性が示されています。

Play Together

スポーツや音楽などを通じて、人と人がつながる「遊びの社会的な力」を扱います。

来場者自身が参加し、創造し、交流することで、遊びが人々を出会わせ、つなぐ力を体験する構成です。

Play for Progress

遊び心や好奇心から、新しい発見や革新が生まれる過程に注目したテーマです。

遊びが人類の発展にどのような影響を与えてきたのかを示しながら、来場者自身の創造性や探究心を刺激する展示が計画されています。

Forum

3つのテーマ展示に加えて、マスタープランでは Forum も重要な施設として位置づけられています。

専門家だけではなく、さまざまな来場者が意見やアイデアを交換し、新しいつながりを生み出す場となることが期待されます。

テーマ展示についてさらに詳しく知りたい場合は、Expo 2027 Belgrade公式「Expo 2027」ページでも確認できます。

国際参加者エリア|8つの共同パビリオンクラスター+13の個別パビリオン

国際参加者エリアについては、2026年6月7日に重要な情報が発表されました。

Expo 2027 Belgradeは、国際参加者向けの展示施設として、

8つの共同パビリオンクラスター
+
13の個別パビリオン

を整備する計画を公式に明らかにしています。

この内容は、Expo 2027 Belgradeが2026年6月7日に発表したパビリオン建設・維持管理に関する入札情報で確認できます。

これは、すべての参加国が「1か国につき1棟」の独立した建物を建てるという意味ではありません。

複数国が大きな共同パビリオンクラスターの中に展示を構える方式と、一部の参加者が個別パビリオンを使用する方式を組み合わせる構成になります。

今後特に注目したいのは、

  • どの国・参加者が個別パビリオンを使用するのか
  • 日本館はどのエリア・建物になるのか
  • 8つの共同パビリオンクラスターがどのように分けられるのか

という点です。

参加国や日本館については、K-WayYesのExpo 2027 Belgrade関連記事でも随時更新していきます。

National Pavilion・Expo Village・National Stadiumの位置関係

公式マスタープランを見ると、Expo会場だけではなく、周辺の大規模開発まで一体的に計画されていることが分かります。

National StadiumはExpo Complexの西側に位置し、大規模な円形スタジアムとして描かれています。

その周辺には Expo Village があり、会場本体となるExpo Locationと近接した形で配置されています。

一方、Expo会場内には National Pavilion や Forum などの主要施設も配置されています。

2025年5月に公開されたExpo 2027の公式模型でも、Expo会場だけではなく、住宅エリアやアクセス道路、周辺インフラとの位置関係まで立体的に再現されています。

つまりExpo 2027は、93日間だけ使用するイベント会場として見るよりも、ベオグラード南西部・Surčin周辺の新たな都市開発と一体化したプロジェクトとして捉えた方が、その規模を理解しやすそうです。

公式模型で見る実際の会場イメージ

2025年5月15日には、Expo 2027 Belgradeの公式模型が公開されました。

公式発表「The Vision of Expo 2027 Becomes Reality」では、建設が進むExpo 2027会場をより分かりやすく伝えるため、この模型が公開されたことが紹介されています。

模型には、

  • National Pavilion
  • 参加国パビリオン
  • Best Practices Pavilion
  • 住宅エリア
  • アクセス道路
  • 周辺インフラ

などが立体的に再現されています。

公式ガイドブックにも多数の完成イメージが掲載されており、赤を基調とした大規模なテーマ施設や、白い立体的な建物、屋外のプレイグラウンドなど、Expo 2027独自の建築・空間デザインを見ることができます。

特に公式ガイドブック18〜19ページでは、テーマ展示やForumなどの完成イメージが紹介されています。

今後実際の建設が進むにつれて、CG・公式模型と完成した建物を比較していくのもExpo 2027の楽しみ方の一つになりそうです。

公式ウォークスルー映像も公開

Expo 2027 Belgrade公式サイトでは、完成後の会場をイメージできる映像も公開されています。

公式「Media Corner」には、「Walkthrough of the Expo」という会場ウォークスルー映像が掲載されています。

映像では、完成後を想定したExpo会場を上空や歩行者に近い視点から見ることができ、マスタープランだけでは分かりづらい施設の高さ、広場のスケール、建物同士の位置関係などをイメージしやすくなっています。

▶ Expo 2027 Belgrade公式「Media Corner」でWalkthrough of the Expoを見る

ページ内の 「Walkthrough of the Expo」 から映像を確認できます。

公式サイトではMP4形式の映像素材として公開されています。

※この記事では映像そのものを転載せず、Expo 2027 Belgrade公式サイトへのリンクを掲載しています。

▶ Expo 2027 Belgrade ビジュアルストーリーを見る

※映像はリンク先の公開動画をご覧ください。記事内では映像そのものを転載せず、リンクを紹介しています。

万博終了後はどうなる?かなり具体的なレガシー計画

Expo 2027 Belgradeで特に興味深いのが、万博終了後の施設の使い方まで具体的に計画されていることです。

公式ガイドブックでは、Expo後の活用構想として、Belgrade Fair、Museum of Expo 2027、Auditorium、International Forum of Play、Centre for Musical Experimentation、スポーツ・身体活動関連施設、教育施設、Playground Earthなど、さまざまな用途が紹介されています。

さらに現在のExpo 2027 Belgrade公式「After Expo」ページでは、エリアごとの再利用計画が詳しく公開されています。

International Participant Area → 新しいBelgrade Fairへ

国際参加者エリアはExpo終了後、新しいBelgrade Fair(ベオグラード見本市)の拠点へ転換する計画です。

万博期間中に各国展示が行われる空間を、Expo後は展示会、見本市、大規模イベントなどに使用していく構想です。

Thematic Area → Museum Quarterへ

テーマ別エリアについては、Expo終了後に文化・教育・エンターテインメントなどを組み合わせた Museum Quarter(ミュージアム地区) へ発展させる構想が示されています。

単純に建物を残すだけではなく、新しい文化地区として都市生活の中に取り込んでいこうとしている点が特徴です。

仮設パビリオン → 学校や幼稚園へ

Best Practice and Corporate Areaにある仮設パビリオンについては、Expo終了後に解体し、そのモジュールを学校や幼稚園などの公共教育施設として再利用する計画も公表されています。

万博の仮設建築を別の公共施設へ転用するという、非常に分かりやすいレガシー活用です。

Playground Earthも都市空間へ

さらに Playground Earth などの構造物についても、Expo終了後に移設し、ベオグラード市内の都市空間で再利用する構想があります。

詳しい計画はExpo 2027 Belgrade公式「After Expo」で確認できます。

これは、大阪・関西万博からベオグラード、そしてリヤドへと続く「万博レガシー」を追っている人にとっても非常に興味深い部分です。

ベオグラードでは、Expoそのものを新しい都市づくりの起点にしようとしていることが、会場計画やAfter Expo構想からも読み取れます。

ベオグラード万博のチケットは9月15日販売開始

BIE(博覧会国際事務局)は2026年6月16日、EXPO 2027 Belgradeのチケット販売を2026年9月15日から正式に開始すると発表しました。

2026年9月5日時点では、EXPO 2027 Belgrade公式サイトでは「Tickets available soon」と表示されており、チケット価格や詳しい購入方法などはまだ発表されていません。

一方、セルビア国内では1日券・3日券の紙チケット製造も進められており、販売開始に向けた準備が本格化しています。

▶︎ ベオグラード万博2027|チケット販売日・価格・購入方法の最新情報

▶︎ BIE公式|178th General Assembly of the BIE

まとめ|ベオグラード万博の「会場の姿」が見えてきた

Expo 2027 Belgradeは、まだ開幕まで時間がありますが、2026年8月時点ですでに、

マスタープラン
↓
テーマ展示
↓
国際パビリオン構成
↓
公式模型
↓
ウォークスルー映像
↓
Expo後の再利用

まで、かなり具体的な計画が公開されています。

特に興味深いのは、Expo VillageやNational Stadiumなどの周辺開発も含めて、Expoをきっかけに一つの新しい都市エリアを形成しようとしている点です。

大阪・関西万博が閉幕した後、そのレガシーを追いながら次のベオグラード万博を見ると、単に「次の万博」というだけではありません。

開催国がExpoをどのように都市開発、文化、教育、国際交流へつなげようとしているのか。

そこまで見ることで、Expo 2027 Belgradeの面白さがさらに見えてきます。

今後はチケット販売や参加国ごとのパビリオン詳細が発表されるにつれて、さらに会場の全貌が明らかになっていきそうです。

K-WayYesでも、Expo 2027 Belgradeのチケット、アクセス、参加国、日本館、パビリオン、求人などについて、引き続き公式情報を確認しながら更新していきます。

※本記事は2026年8月28日時点のExpo 2027 Belgrade公式サイト、公式英語版・日本語版ガイドブック、公式発表をもとにAIを使い、K-WayYesが独自に整理したものです。

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